おめでとう!

教室に通う受験生(中学受験と高校受験)二人、志望校合格しました!!

中学受験の子は受験月こそおやすみしたものの、12月末まで勉強とピアノ両立してコツコツ頑張りました。この一年で一つの壁を乗り越えたと思えるところもあったので、ピアノ休まず続けて本当によく頑張ったなと思います。毎朝早起きして学校行く前に勉強とピアノしていっていたそうです。時間の使い方と意思の強さ、見習いたいところです。両立して頑張れたこと、そしてコツコツと努力を重ねた先に何があるかを自分の力でてにいれたことは彼女にとって大きな自信に繋がったと思います。これからの成長が楽しみです。

高校受験の生徒は音楽高校への進学を決めて、夕陽丘高校音楽科を目指して頑張りました。小学4年の終わり頃から今まで一緒にやってきて、中学1〜2年にかけては彼女の気持ちがどこに向いているのか見えないこともあったり、ピアノを通して向き合う中で悩むこと多々ありました。中2の夏頃から壁が少しずつ崩れてきたのを感じたのですが、中2の発表会で演奏したベートーヴェンの悲愴全楽章を聴いた時は、それまでの悩みや苦しみ、横で見てきた成長が走馬灯のように走り、込み上げてくるものがありました。彼女との時間の中で、あの時の演奏とその後の「今までの本番で一番楽しかった!」と興奮して伝えてくれたあの瞬間は私の中でずっと記憶に残る一コマとなるでしょう。
ピアノを通して心の成長を見守るということは、難しいなと感じ悩むことも多い反面、ひとつひとつ乗り越えたときに得られる喜びもその分大きいです。こういう節目節目で得られることもあれば、日常のレッスンの中でも得ることもあったりと、この仕事をしながら色々な経験をさせてもらってるなと感じます。日々学びです。
合格発表の連絡がくるまで緊張でしたが、電話越しに喜びの声聞いたときは本当に嬉しかった。この喜びを与えてくれてありがとう!て心から思いました。
音楽高校に行ったら音楽世界がぐんと広がり、新しい経験もたくさんしていくことになります。音楽を追求していく楽しみをどんどん開拓していってほしいです。

過去の記憶などはどちらかというとあまりはっきりと覚えていない私なのですが、高校受験、大学受験、修了試験のときのことは今もはっきり鮮明に覚えています。節目となる試験って、きっと人生の中でも特別な瞬間なのでしょうね。
努力重ねて乗り越えた二人に心からの拍手を贈りたいです。

写真は京都の城南宮の庭園です。しだれ梅がとても綺麗でした。

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